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見た目はイカついけど甘えん坊!ボクサーってどんな犬?

スキンヘッドを思わせる額のシワに筋肉隆々でしなやかな身体、その外見だけでなく名前までも強そうな犬種、ボクサー。最近ではボクシング元世界チャンピオンの具志堅用高さんの愛犬としても知られ、テレビで見たことがある方も多いのでは。
そんなボクサーですが、そのイカつい外見とは裏腹に、甘えん坊という性格も。飼い主さんには忠実でほかの犬とも上手に遊べるフレンドリーさも持っています。
外見のカッコよさに惹かれて一緒に暮らし始めたら、思いのほか可愛い一面もありそのギャップに飼い主さんはすぐにメロメロになってしまうとか。
ボクサーに興味がある、飼育を検討しているという方のために、ボクサーの魅力や特徴をお伝えします!

ボクサーってどんな犬?

ドイツが原産国のボクサーには、「ドイツタイプ」と「アメリカタイプ」の2種類が存在します。力強く筋肉ががっしりとしながらも気品を備えたドイツタイプに比べ、アメリカタイプは全体的にスマートでスタイリッシュ、断耳や断尾されていることが多いため短い尻尾にピンとした耳が特徴です。日本で繁殖されているボクサーの8割はアメリカタイプだそう。

ボクサーの特徴

かつては猟犬として活躍していたボクサーですが、狩猟のスタイルも他の犬とは異なります。獲物を追ったり回収するのではなく、自らが熊や猪などの獲物に噛み付き猟師が来るまで捕まえておくという力技のスタイル。そのため獲物に立ち向かう勇敢さや強靭なあごの力を持っています。中型犬の中でも大きい方とされ、太くたくましい骨格や下あごの出るアンダーショット、角張った体格などが特徴的。

ボクサーの性格

その強面な外見とは裏腹に明るくて活発、好奇心旺盛で飼い主に忠実。しつけもしやすく他の犬と遊ぶのも上手ときて、さらに見知らぬ人には警戒心が強く番犬にもピッタリ。獰猛で恐いというイメージを持たれがちなのであまり知られていませんが、とっても飼育しやすい犬種なんですよ。
とても飼いやすい犬種ですが、しつけ次第では性格が大きく変わってしまうため注意が必要です。信頼関係をしっかり築いてしつけをしないと、気が強く攻撃的な部分が目立つようになってしまいます。悪いことをしたら叱る、言うことを聞いたらほめる、メリハリをつけてしつけをするのが◎。力がとても強いため、遊びの延長で興奮してしまったときなどに行動を抑えつけられるように日ごろからしっかりしつけをすることが大切です。
しかしナイーブな一面も持っているので、理不尽なしつけや叱りすぎると反発したりなつかなくなってしまうことも。厳しくしつけるよりも、甘やかし過ぎない程度にほめて伸ばしてあげるのがいいでしょう。

毛並みのお手入れやお散歩はどれくらい?

ボクサーの被毛は短く滑らかなので、トリミングの必要はありません。短毛なので一年を通して抜け毛はありますが1本1本が重く舞い上がることがないのでお掃除はラクですよ。体臭はほとんどありませんが、顔のシワの間や涙、ヨダレはこまめにふいてあげる必要があります。

ブラッシング、シャンプーの頻度は?

ブラッシングは週に1~2回を目安に行ってください。ラバーブラシで抜け毛を取り除き、獣毛ブラシで毛並みを整えます。ブラッシングは血行促進のマッサージにも効果的です。
シャンプーは1~2ヶ月に1回程度でOKです。身体が汚れてしまったときは固く絞ったタオルで身体をふいてあげましょう。

お散歩はどれくらい必要?

運動能力が高く、遊びたい欲求も強いボクサー。毎日1時間程度のお散歩には行きたいところ。全力で走ることが大好きなので、時間に余裕があるときはドッグランや広い公園へ行き、ボール投げなどの遊び要素を入れてあげるといいでしょう。
しかし夏の散歩は要注意。ボクサーの鼻はくぼんだ形状をしているため、体内の熱を放出するのが苦手です。日差しの強い時間帯を避けて、春や秋でも朝晩の涼しい時間帯を選んであげてください。
冬の寒さにも弱いため日本の夏と冬は身体への負担が大きくなります。できるだけ普段から室内で飼ってあげたいですね。

こんな病気やケガに気をつけて!

拡張型心筋症

ボクサーが気をつけたい病気の一つに挙げられる「拡張型心筋症」。別名「ボクサー心筋症」とも言われるほど好発するとされ、心臓を構成する筋肉が正常に動かなくなってしまう病気です。咳や食欲不振、不整脈、呼吸困難、失神などの症状が見られ、
一度発症してしまうと根治は困難。投薬治療や運動制限などによる生活管理といった方法が取られます。予防することができないため、日ごろから愛犬の様子をよく観察したり定期的な健康診断が必要です。

クッシング症候群

「副腎皮質機能亢進症」とも呼ばれ、腎臓の近くにある小さな副腎で作られる副腎皮質ホルモンの過剰な分泌によって引き起こされる症状。筋力低下や脱毛、皮膚の石灰化、多飲多尿などの症状に注意です。早期発見早期治療が大切ですが、投薬治療することで病気とうまく付き合っていくこともできます。

ほかにも、高温多湿や外的要因による皮膚疾患、短吻なため軟口蓋過長による呼吸困難などが挙げられます。詳しく知りたい場合は獣医師に相談するなどして、予防策があるものは積極的に取り入れていきましょう。

ボクサーの寿命は?

平均寿命は10~12年ほどいわれています。もちろん生活環境や体質によって大きく変わりますが、日ごろの食事や運動、生活習慣気に気をつけたり健康診断、病気予防などに努めて少しでも長く一緒に暮らせるよう健康管理をしてあげましょう。

パートナーにピッタリなボクサーと楽しく暮らそう!

がっしりとした体格、強面な顔からは想像もできないかわいらしい一面を持ち、賢くて勇敢なボクサー。しっかりしつけないと攻撃性が強い性格になってしまいますが、家族への愛情が深いため人間のパートナーには相性抜群です。
日本でのボクサーの人気はそれほど高くないですが、アメリカでは人気の犬種トップ10に選ばれるほど。
これから犬を家族に迎えたいと思っている方は、ぜひボクサーも検討してみてはいかがでしょうか。

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