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あの将軍も愛した小型犬の元祖!チンってどんな犬?

独特の愛らしさで注目を集める「チン」は、意外にも古い歴史を持つ犬です。気品漂う容姿からは、遠い昔には高貴な身分の人たちと座敷の中で暮らしていたであろうと想像できます。
小型犬の元祖と言われているチンについての知識をまとめてみました。

チンはどんな犬?

「チン」という犬種に出会ったことはありますか?
前方に垂れた耳に丸く大きな目。画像などで見るよりも、実物のチンはなんとも愛らしく、愛嬌のある顔立ちをしているのが特徴的です。毛色は、有名なブラック&ホワイト、レッド&ホワイトの2種類です。シルクのような手触りの美しい被毛をしていますので、日々のブラッシングは欠かせません。

チンが日本に入ってきた時期については諸説ありますが、600~800年頃に朝鮮から贈られたという記録があるそうです。また、「生類憐みの令」で知られる徳川綱吉の時代に江戸城で飼われていたとして有名です。お殿様と城内で過ごしていたほか、上流階級で飼われることが多かった犬種として、チンは特別なワンちゃんなのです。

チンの性格は?

チンは穏やかな気質を持っています。見た目から受ける印象通り、まったりとした性格の子が多く、ドッグランで活発に走り回るよりも、室内でゆっくり過ごすことを好むタイプの犬種です。特別に警戒心が強く神経質ということでもありません。人間が大好きなうえ、他の犬ともすぐに打ち解けられるのが大きな特徴です。やはり、人間との暮らしにおいて長い歴史を持っているチンならではの特性なのかもしれません。表情が大変豊かで、日本国内の犬種の中でも、特に愛くるしい容姿を持っている犬種です。

実際に、筆者も動物病院で出会ったことがありますが、ゆったりとした歩幅で歩き、人間に対しても友好的な仕草を見せる高貴な印象のワンちゃんでした。

チンのお手入れについて

チンはシルクのような手ざわりの毛並みをしています。毛量が豊かで、換毛の時期になると抜け毛も多くなります。毎日のブラッシングで毛玉を防いで美しい毛並みを保ってあげたいものです。
シャンプーは月に1回から2回程度はおこないましょう。毛質が細く繊細ですので、シャンプーの際は絡まらないよう気を付けて下さいね。

チンのお散歩について

座敷犬としての歴史が古いチンにとっての運動量は、室内で歩く程度で十分と言われています。長い時間をかけて野外を散歩する必要性がないのは楽ですね。肥満にならないよう適量のドッグフードを与えていれば、散歩は最小限に抑えられるそうです。しかし、室内でも十分快適に過ごせる犬種とはいえ、健康維持と気分転換のためにも、外気や日光に触れるという意味で散歩に出かけるのは大切です。

こんな病気やケガに気をつけて!

 

鼻の病気

チンの顔立ちを見ていると気が付きますが、鼻が短い犬の場合、鼻の軟骨が形成不全を起こしている場合が多いと言われています。そのために呼吸器疾患には注意をしてください。鼻がブヒブヒと鳴っているときや、呼吸しづらそうにしているのを発見したときには、動物病院で診察をしてもらうことをお勧めします。

目の病気

チンは大きな瞳をしているので、乾性角結膜炎やさかまつげなどには注意してあげましょう。定期検診のときには、普段の様子を獣医師に伝えて、きちんとチェックをしてもらえると安心です。

チンはお行儀が良いワンちゃん

穏やかな性格で人懐っこい犬種の「チン」。基本的に大人しく、お行儀が良いワンちゃんです。あの有名な将軍も愛した歴史ある座敷犬で飼いやすいと言われています。愛嬌のある顔とシルクのような長い被毛も魅力的ですよね。
これから犬を飼いたいと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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